窓ガラスにフィルム施工って必要なの?

マンションのインテリアオプションって初めての方が多く商品価値を中々把握し難いものです。
ましてや透明のポリエステルフィルムが何でそんなに高価なんだ!!って話しです。
では、そもそも窓のガラスにフィルムの施工って必要なんでしょうか。
また、貼った事によるメリットって何なんでしょうか。
マンションオプション販売会同様に大きく分けて住宅用の窓ガラスフィルムは2種類で構成されています。
ひとつは透明のフィルムでUV(紫外線)カットする飛散防止機能のあるスタンダードタイプと
それにプラスの付加価値のある日射調整遮熱フィルムです。
窓ガラスフィルムを貼るメリットの筆頭は「飛散防止効果」です。
災害時にガラスが割れた際にガラスが飛散しないように保護する機能です。
UVカットはフィルム自身が紫外線により劣化しないようにする為の副産物ですね。
日射調整遮熱効果は西日等による日射を反射させる事で室内に熱が伝わり難くする為の機能です。

住宅用フィルムと工業用フィルムって何が違うの?

まず、マンション等の住宅用フィルムは一般家庭の方が使用する事を前提に生産しています。
フィルムの表面は「ハードコート加工」と言って拭き掃除を行ったりしても細かい傷が付き難くなる
硬い加工が施されています。(これも付加価値なので工業用フィルムよりも高価になる要因です)
加えて日射調整遮熱フィルムは集合住宅に施工した際、太陽光によるギラ付を押さえた構造になっています。
(マンションで一件だけ著しく反射するようなフィルムは禁止されているからです)
また、日射調整フィルムはフィルムに金属が蒸着している為、ガラスが熱割れしやすくなります。
この熱割れするリスクを軽減しているのが住宅用フィルムの特徴です。
逆に工業用のフィルムは安価を目指したり、遮熱効果を高める事を目的としたフィルムになります。
それぞれ特徴やメリットが違いますので適材適所のフィルムを選ばなくてはなりませせん。

遮熱フィルムを貼るとガラスが割れやすいの?

はい、日射調整用遮熱フィルムは少なからずとも熱割れの懸念があります。
各フィルムメーカーでは(保証はしませんが)熱割れ計算をしてくれます。
しかし、計算上の想定がありますので「緩く」も「厳しく」もできます。
「緩く」してしまいますと生活環境により熱割れする懸念が高くなってしまいますし
「厳しく」しますと「施工不可」の結果になっていまいます。
なのでノウハウのある業者さんは熱割れ計算をせずフィルムの選定で可否を決められます。
当然ですが網入りのガラスは全て遮熱フィルムは施工できません。
また単板ガラスよりも複層(ペア)ガラスの方が熱割れしやすいので
なるべく熱割れし難いフィルムを選ぶ事が肝心です。

サッシやガラスは共用部になります(分譲マンション)

分かり難いところですがサッシ(窓)と玄関は共用部分となり勝手に変更はできません。
例えばですがシルバー色のサッシをブラックへ変更する事は管理規約上できません。
逆に言うと故意でなければ割れたガラスは管理組合の費用負担で復旧できます。
もし、その破損が泥棒等であればマンションの特注サイズであれば概ね3週間程度で元通りになります。
しかし大きな災害時となりますと規模にもよりますが3か月程度破損したままの生活となってしまいます。
その間はべニア板を貼るかビニール養生で生活する事になりそうです。
そういった時に飛散防止フィルムが貼られていると割れはしても飛散しないので交換まで
普通に生活が送れるわけなんです。ね、便利でしょう。

フィルムの性能を確認しよう

フィルムの性能は主に接着剤の質で決まります。
概ねガラスフィルムは複数枚のフィルムの積層となっておりガラス面などへの接着力が要です。
飛散防止効果からも分かる通り接着がキッチリできていないとガラスが飛散してしまいます。
また長期的に貼るものですので接着剤の質が悪いと「黄変」する事が懸念されます。
安易に安いフィルムを貼りますと効果が発揮されず意味の無いものとなる事がありますので
良くご検討の上ご依頼ください。